奈良県『文化芸術』特集!第一弾!
まほろば円舞会

まほろば円舞会実行委員会 代表 上亟明(うえじょうあきら)さん

ダンスで奈良県に夢を!
「2015 まほろば円舞会」がまもなく開幕。

奈良県屈指のダンスフェスティバル「第10回 まほろば円舞会」が2015年10月31日(土)、奈良市の「なら100年会館」大ホール・特設ステージで上演されます。
イベント開催を前に、上亟明(うえじょうあきら)さん(まほろば円舞会実行委員会 代表・公益社団法人 日本ダンススポーツ連盟 奈良県ダンススポーツ連盟理事) にお会いして、当日の見どころや今後の計画についてお話をうかがってきました。

創作ダンスやフラフープダンスなど多様な種目が一堂に!

まほろば円舞会出演者

文化と芸術とスポーツの秋。奈良県大芸術祭・舞踊部門のイベント「まほろば円舞会」は、新体操・ベリーダンス・琉球舞踊・HIPHOP・ジャズダンス・社交ダンスといった老若男女のアマチュアダンスチームと、マーチングバンドなどが一堂に会して多様な演目を繰り広げる、一般市民参加型の壮大な祭典です。9月26日には全体のリハーサルを兼ねた合同練習会が生駒市で行われ、関西各地などから集まった様々な団体の出演メンバーが顔を合わせました。

身に纏っているのは奈良時代の服飾文化を現代に再現した“天平(てんぴょう)衣装”と呼ばれるコスチュームです。古都の趣きと時代を超えた鮮やかさ、舞台映えする華やかさがありますね。天平衣装は奈良県の歴史系イベントの演出や結婚式の新郎新婦の衣装、観光客向けのレンタル衣装にも使われ、県内ではご存知の方も多いでしょう。

上亟さん:「まほろば円舞会の『1幕』では天平衣装を多く使用しますが奈良時代の歴史を忠実に再現しようというコンセプトではなく、場所も時代も架空の“まほろば王国”というファンタジー設定のショーとして出演者それぞれのダンスのジャンルを超えたスタイルで自由に表現できるようにしています。」

“天平衣装で社交ダンスを”という企画から始まった物語。

まほろば円舞会の始まりは2009年、文化制作と地域振興を目的とする「奈良2010年塾」の塾生であった上亟さんの発案で、「平城遷都1300年祭」のプレ・イベントとしてお披露目されました。東洋の文化を思わせる天平衣装を着て西洋から伝わった社交ダンスを踊ろうという独創的なアイデアが評価されたそうです。奈良県ダンススポーツ連盟を通して競技会のダンサーなどをゲストに招き、県庁の前庭に設けたステージ(※当時)で公開されました。その企画が後に続いて毎年恒例のダンスの祭典になりました。

  • まほろば円舞会代表・上亟明さん
  • 演舞する男女

上亟さん:「初めにまほろば円舞会の実行委員会を1人で立ち上げました。当初はプロデューサーと舞台監督の役割を自分でやっていましたが、全体のストーリー構成を考える方、照明や音響を担当する方などが加わり、舞台美術が豪華になっていきました。また、これまでに橿原や明日香でも開催して、県中南部のダンスチームにも参加してもらいやすくなりました。」

今年の初参加チームと、ステージ全体の見どころは?

そうして記念すべき10回目の開催となる今年のプログラムの一部をご紹介します。

フールプカンパニーのフラフープダンスです。関西最大級のフープパフォーマンス集団 フラフープと音楽が一体化する不思議な感覚のダンスパフォーマンスをお楽しみください。

また、橿原市立八木中学校の「マーチングバンド」100名の生徒が迫力あるマーチングとカラーガードを披露します。全国コンクールにもたびたび出場7回金賞に輝いている実力派。

他にも、奈良県田原本町でまちおこしの一環として2002年に発足された「風流舞(ふうりゅうまい)」は、太鼓や笛で奏でるお囃子を現代風にアレンジし、ダンスで彩る粋な演目だそうです。「まほろば円舞会」には初参加とのことで、楽しみですね!

「まほろぼ円舞会」全体のプログラムは、天平衣装を着た複数のダンスチームがセリフのないひと繋がりの物語を表現する「1幕」と、現代衣装や団体ごとのオリジナル衣装で多ジャンルのパフォーマンスを披露する「2幕」という二部構成になっています。踊りを通して古代の天平装束と現代のダンスファッションとの対比を見せることもテーマの1つです。

  • ダンスを踊る男女
  • ダンスを踊る子供たち

上亟さん:「なら100年会館・大ホールでは通常の舞台を2倍に広げ、縦横18mの“百坪ステージ”という特設ステージを作ります。通常の舞台の広さだと15人ほどで踊るところですが、この特設ステージでは約30人以上のダンサーが1度に踊りを見せられるため、迫力が増します。観客席には約600~700人分の座席をご用意し、立ち見も合わせておよそ800人の方に見ていただく予定です。踊りや音楽が好きな方に限らず、どんな方にも私たちのショーを楽しんで欲しいと思います。」

奈良県発のダンスイベントを全国へ、世界へ広げよう!

メンズファッションのアパレル会社で企画や営業・生産・経理をしていた経歴から、イベントマネージャーとしてのプロデュース力が身に付いたという上亟さん。ご自身は社交ダンスを通してダンスへの情熱を深めてきました。
今後の計画にも、ある重大な構想があるようです。

上亟さん:「ウイーンのオペラ座で毎年開催される『オーパンバル』という大規模な舞踏会があります。この舞踏会で若い男女が社交界デビューすることを『オーパンバル・デビュタント』と言うのですが、そのコンセプトにヒントを得て、まほろば王国の元服の祝宴“初冠の舞(ういこうむりのまい)”という独自のダンススタイルを作り出しました。『初冠の舞』を今後、奈良から関西そして全国へ広げていこうというのが目標です。その第一歩として奈良県生駒市に『まほろば円舞会ダンス部』を立ち上げました。将来的には成人式のような機会に『初冠の舞』のダンスイベントを取り入れてもらったり、レッスンに通うことで独身男女の出会いと交流の場を作ることにもなったりして若い人達にもっとダンスと奈良の文化に触れてもらい、老若男女問わずダンスを習いたい人や天平衣装で踊りたい人が全国から奈良県を訪れるようになって欲しいと願っています。」

園児や学生、生涯学習でダンスを習っている高齢者の人達、車いすダンサーなどが参加する「まほろば円舞会」。奈良県発祥の華やかな天平衣装で舞う“初冠の舞”をはじめとする、多彩なダンススポーツ、魅惑のダンスパフォーマンスが観覧できる2015年度の祭典は10月31日の13:00~17:00(開場12:40~)、「なら100年会館」大ホール特設ステージでの上演です。

観覧入場券は500円。チケットの事前購入は郵便振込か銀行振込で10月10日までに、振込用紙に必要事項を記入して「まほろば円舞会実行委員会」宛に送金すると後日、ご自宅に観覧入場券が届きます。当日券を購入される場合は会場で、入場前に並んでご購入ください。上演プログラムや振込方法の詳細は下記のチラシかお知らせサイトをご覧ください。 お問い合わせは「まほろば円舞会実行委員会」事務局(電話:050-8022-3585)まで。

(2015年9月29日)

チラシ

GALLERY

奈良ネクストブログ関連記事

  1. 奥村ゆか花地獄CDジャケット

    奈良県『文化芸術』特集!第四弾!
    奈良の女性歌手 奥村ゆか

  2. 牝鹿エイトのメンバー達

    奈良県『文化芸術』特集!第三弾!
    奈良の女性作家集団 牝鹿エイト

  3. 池と石碑

    奈良県『文化芸術』特集!第二弾!
    子規の庭 保存会

奈良ネクストとは!

  1. 2018年・新大宮花見まつりバル

    奈良県『地域活性化』特集!第七弾!<br>第1回 新大宮花見まつりバル

    2018.04.01

  2. 第7回なら奈良まつりチラシ

    奈良県『地域活性化』特集!第六弾!<br>第7回 なら奈良まつり

    2017.08.01

  3. にゃらまち猫祭り2017ポスター

    奈良県『地域活性化』特集!第五弾!<br> にゃらまち猫祭り 2017

    2017.06.01

  4. 女性のフィットネス風景

    奈良県『初』特集! 第三弾!<br>カロリロ ジャパン

    2017.02.08

  5. 奈良県『地域活性化』特集!第四弾!<br>上牧町サブライブ! ペガ!!

    2016.11.16

  1. 登録されている記事はございません。

N3特集カテゴリー