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ならまちシアター『青丹座』 平田幸一プロデューサー
映画館の常識を覆す、共有シアターが奈良市に誕生!

2015年8月、奈良市の“ならまち”に、新しいスタイルの映画館が誕生しました。
奈良県初!?あるいは全国的にも珍しい使い方のできる映画館です。
運用開始から間もない“シェア・シアター”の「青丹座(あおにざ)」にお邪魔して、利用方法や企画者の想いを取材してきました。

本格的な上映設備を備えたレンタルシアター「青丹座」は究極の癒しとエンターテイメントと昔懐かしい団らんの空間!

青丹座(あおにざ)近鉄奈良駅から徒歩8分、古都の風情あふれる“ならまち”エリアにオープンしたレンタル映画館の「青丹座」さんです。
完全防音のシアタールームの広さはおよそ16畳。4K仕様120インチのスクリーンと、12本のスピーカーが側面や天井に備わっています。15人分のソファー座席や、2m×1m10cm×高さ20cmの可動式ステージを完備。シアタールームの隣にはトイレもあります。
ご家族や友人同士・サークルなどの個人が“レンタルできる映画館”というコンセプトで作られました。
この部屋で見る映像や音響はどのような感じでしょうか?さっそく体験してみました。

シアタールームの利用方法を知って、思い思いの有意義な時間を。

備え付けの専用iPad最前列のソファーに座ってみました。 ややコンパクトなシアタールームですがスクリーンの圧迫感を覚えることもなく、とてもリラックスできます。リクライニング仕様の座席は、自宅にいる時のように寛いだ気分で、映画を見たり音楽を聴いたりするのに丁度良い大きさの空間です。ここに自分の好きなBD/DVDやCDを持ち込み、備え付けの専用iPadをリモコンにして映像や音楽を再生します。

3D映像用のメガネも用意されています。私は3D対応のBD/DVDでネイチャー系の立体映像を視聴しましたが、映像の大自然の中に自分が溶け込むような感じでとても癒されました。

大きな音と小さな音が切り替わる瞬間には、完全防音の恩恵による静寂の緊張感までリアルに感じられます。 さらに「ドルビー・アトモス」という音響設備に対応したBD/DVDを持参すれば、立体的な音響再生でよりダイナミックなサウンド体験ができます。

しかしこのシアタールームの本当の意義は、そういった機械・設備面ではないと、「青丹座」を設立した平田幸一さんは言います。

“ならがよい”の平田幸一さんがならまちに「青丹座」を作った理由。

平田幸一さん「有限会社ならがよい」の代表で、青丹座のプロデューサー・平田幸一さんです。「ならがよい」には「奈良が良い」「奈良通い」と2つの意味があるそうで、それだけでも奈良に思い入れの深い方だとわかりますね。

――この青丹座は、どのような方たちがご利用されているのでしょうか?また今後どのようなご利用シーンを考えていますか?

親子で映画を楽しむ方や劇団の映像の上映会などに使われているようです。例えば小さなお子様がいらっしゃる場合に一般の映画館では、大きな声で周りの迷惑になる事を気にされると思いますが、青丹座ではそのような心配は無用です。友達同士でも映画の感想を語り合ったり大声で笑ったりしながら楽しむことができます。他の利用者のためにきれいに片付けて退室すればシアタールーム内でのアルコールを含む飲食もOKです(※喫煙は不可)。そのほか映像を使ったイベントやワークショップ。ライブ演奏をする場合はアコースティック系の静かめの曲が向いていると思います。

――シェア・シアターをならまちに作った経緯を教えていただけますか?

周囲への音漏れを気にせず映画・音楽鑑賞ができる非日常空間を作りたいと考え、個人利用向けの映画館(プライベートシアター)を作ろうと思い立ちました。それでカーシェアリングのように複数のオーナーで映画館を共有利用できないかと。レンタルスペース運営のノウハウは先に実績があったのでそれも生かし、自分の活動の拠点であるこの地に作ることにしました。

――平田さんのご出身はどちらですか?

大阪の八尾で生まれ、小・中学生時代を奈良県五条市で過ごしました。当時、近所の映画館は夏休みなどに友達と集まる社交場でした。怪獣映画が大好きで!(笑) 小学6年生の時に法隆寺を見て奈良の建造物や文化財の魅力にはまり、それから休日に度々奈良巡りをしました。社会人になって東京にいながらも奈良の事を考え続け、2年前からは遂に奈良市の町家に住むことになりました。 奈良の良さは観光だけでなく、教えたり学んだりするポテンシャルが高くて、知的好奇心に駆られて何度でも通いたくなる場所だと実感しています。

――なるほど。それが「ならがよい」なんですね!

空いている時間を事前にネット予約して貸し切りにできる、映画館のオーナー制度。

では実際に青丹座を利用するにはどうすればよいのでしょうか。スマホロック解除 青丹座のシステムはまず、シェア・シアターのオーナーとして登録します。そしてスマホやパソコンの予約画面から、シアタールームの空いている時間を予約します。予約した時間にスマートフォンに表示される専用アプリの画面が青丹座の入室キーになります。 利用時間が終われば退室して同じくスマートフォンのアプリ画面で施錠します。レトロな外観からは想像できないハイテクガジェットのフル活用です!

オーナー登録料金+ご利用時間毎のルーム料金はクレジットカード払いになります。 オーナー登録をしないビジター利用もできるそうです。 利用料金や、法人利用の場合についてなどは、青丹座のオフィシャルサイトで発表される情報をご確認ください。

新たな時代のシェア・シアター(共有映画館)は、社交場としての価値の再生!?

2010年1月に奈良市最後の映画館「シネマデプト有楽」が閉館してから奈良市内には映画館が1つもない状態でした。(※「イオンシネマ高の原」は京都府) しかし奈良市は「なら国際映画祭」など映画にまつわるイベントも多く、映画ファンが集まったり自由な映像の楽しみ方を見つけたりできる土地柄のようでもあります。 「青丹座」の誕生はこれまでの映画館とは異なる価値を生み、社交場の再生としても期待できそうな気がしています。

感動の共有を生む“シェア・シアター”として。

奈良県初のシェア・シアターを開設した平田幸一プロデューサーは奈良が大好きで社名までをも「奈良が良い」「奈良通い」とするほど、奈良に思い入れのある方でした。
「ナラネク!」は「青丹座(あおにざ)」さんとプロデューサー平田さん、主宰の竹本さんを、心から応援します!!

(2015年9月25日)

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